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バリ島にコカイン密輸 豪人男性逮捕

【ACT26日】   インドネシア・バリ島にコカイン1.7キログラムを密輸しようとした疑いで、オーストラリア人の男性が逮捕・起訴された。有罪が認められれば懲役20年または死刑も科せられる。

QLD州ケアンズ出身のラマー・アーチー容疑者(43)は22日、英国からコカインを郵送で密輸した疑いで、バリ島のチャングーで逮捕された。

先月12日、英国からノース・クタとバダング・リージェンシーの住所宛に小包が発送された。小包は20日にデンパサールに到着し、X線検査で麻薬を含む疑いが持たれたため、税関は地元警察と連携して小包の配達を追跡した。アーチー容疑者はバダング・リージェンシーに小包を届けたドライバーに連絡をとったとされる。22日午前11時半頃、同容疑者は小包を受け取った現場で逮捕された。警察はさらに、容疑者の部屋から電子スケール、プラスチック、携帯電話を押収した。

アーチー容疑者は小包の内容について認識がなかったとされ、“ボス“と呼ばれる人物から5,000万ルピア(およそ4,700ドル)と引き換えに小包を受け取って分配するよう命令されたと伝えられる。インドネシアで麻薬の輸入および分配は死刑も科せられる。

地元警察は、「市場価格120憶ルピア相当のコカイン1.713キロを押収し、2,666人の命を救った」と述べた。

ソーシャルメディアによると、アーチー容疑者は2017年にケアンズからバリ島に移り住み、オムニア・デイ・クラブのマーケティングディレクター、レストラン「ブリック・レーン」のジェネラルマネージャーなどを務めた。

ソース:news.com.au- Australian man arrested for allegedly attempting to smuggle cocaine into Bali

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