【NSW14日】 シドニーで発生したボンダイのテロ事件から6か月となった14日、遺族や友人、ユダヤ人コミュニティの人々が集まり、犠牲者を追悼した。
会場では感情に満ちた雰囲気の中、最年少の犠牲者マチルダに捧げる形で「ワルチング・マチルダ」が歌われ、家族が抱き合う姿が見られた。式典では、犠牲者の写真が掲げられ、「永遠に心の中に(Forever in our hearts)」と記されたボードも設置された。
この追悼式は、「ハヌカ・バイ・ザ・シー」イベントでの襲撃により亡くなった人々と影響を受けた人々を追悼するもので、祈りや名前の読み上げ、スピーチ、音楽、黙祷、献灯などが行われた。
こうした中、NSW州政府は、恒久的な追悼施設の設置に向けて200万豪ドルを拠出することを発表。これはユダヤ人コミュニティおよびボンダイ地域への総額830万豪ドルの支援パッケージの一部となる。この支援には、ウェイバリー市議会への200万豪ドル(追悼施設設置)、被害者支援や長期的な回復のための200万豪ドルのほか、ユダヤ人代表機関への100万豪ドル、多文化支援のための20万豪ドル、地域安全対策のための50万豪ドル、シドニー・ユダヤ博物館の改修に260万豪ドルが含まれている。
ミンズ州首相は、「回復には長い時間がかかる。ユダヤ人コミュニティには最大限の支援と共感が必要だ」と述べ、「今回の支援は将来的な再発防止の基盤にもなる」と強調した。また、「この事件の影響は当日で終わったわけではなく、今も続いている。我々の支援も同様に続いていく」と述べ、個人や家族、地元事業者への継続的な支援を約束した。
ウェイバリー市のネメシュ市長は、「この6か月は地域にとって非常に厳しい期間だった」とし、「州政府からの支援は極めて重要だ」と評価した。ユダヤ人代表機関のゴールドマンCEOも、「今回の資金は実質的な支援と安心感をもたらす」と述べ、「文化的に適切な支援の提供やコミュニティの回復力強化につながる」とした。
州政府とコミュニティの連携のもと、被害者や遺族への支援は今後も継続される見通し。
ソース:news.com.au – NSW government unveils more funding on six month memorial of Bondi terror attack