【ACT3日】　　労使裁定機関のフェアワーク委員会（FWC）は3日、最低賃金の引上げを発表する。変更は7月1日から施行され、国内の労働者およそ260万人が該当する。

最低賃金の引き上げについて、連邦政府はインフレの2.4パーセントを上回るよう勧告するが、オーストラリア労働組合評議会（ACTU）は4.5％の引き上げを求める。4.5％の引き上げによって最低時給は25.18ドル、フルタイム労働は年2,143ドル増の4万9,770ドルになる。

ACTUのマクマナス議長は「高インフレと高利率によって低所得者は後退した。2.4パーセント以下の引き上げは不公平」と話した。

現在、最低時給は24.1ドル、フルタイム労働は週915.9ドルまたは年4万7,627.06 ドルだ。

ソース：news.com.au – Fair Work Commission to hand down Annual Wage Review, Aussies on minimum wage to get pay bump