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白昼ケバブショップで3人撃たれる シドニー

【NSW16日】   シドニー南西部のケバブショップで白昼、銃撃事件が発生して3人が負傷した。このうち1人は、2週間前にも車で移動中に撃たれている。

16日午後1時15分頃、オーバーンのMブラザーズ・カフェで銃撃事件は発生した。腕と肩を撃たれたサミムジャン・アザリ被告(26)は2週間前にも車で移動中に撃たれている。顔を撃たれた1人はアザリ被告の友人と見られ、3人目の女性(50)はケバブ店の従業員で腹部を2回撃たれた。他2人と認識はなかった。

アザリ被告は3か月前、シドニー南部ブライトン・ル・サンズで最初の殺人未遂を無傷で免れた。先月25日はグランビルでユート車の後部座席で移動中に撃たれ、ボディガードのダウッド・ザカリアさんが死亡、弁護士のシルバン・シング氏も負傷した。この事件後、車内から無登録のピストルが発見されてアザリ被告は起訴された。

16日の事件発生のわずか1時間前、アザリ被告は現場から750メートル離れたオーバーン警察署で釈放されたばかりだった。検察側は、地域安全のために同被告に釈放を許可すべきでないと訴える。

近くで店を営むアシム・シュレダさんは、「最初に5回銃声がして、5秒後にさらに2回聞こえた」「黒い覆面の男2人が黒いアウディ車で逃走した」と話した。他店舗らは銃撃音に気づかず、警察や救急隊が到着して事件に気付いたという。

NSW州のケイトリー警察・テロ対策相は「このような暴力が存在する場所はない。私たち誰もが受けるに値する安心感を揺るぎる恐ろしい行為だ」「女性はただ仕事に行き、恐ろしい事件に巻き込まれた」と話した。

ソース:news.com.au – Alleged underworld figure shot, two others injured

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