生活

類似ナンバープレート 誤って通行料金課される

【ACT11日】   シドニーで別のドライバーが利用した有料道路の請求が、誤ってキャンベラのドライバーに課された。キャンベラの他のドライバーたちも、同様に他人の通行料金が課されたようだ。

キャンベラのカップルは昨年、シドニー北のニューカッスル往復のみで有料道路を利用した。昨年11月、有料道路企業Linktのアカウントに数回にわたって50ドルの自動残高補充がなされたのに気付いた。調べたところ、シドニー各地で有料道路を利用していたことになっていた。時には毎日だ。Linktに連絡したが返答待ちが7回も続き、交通局に問題提起しようとしたところで連絡があり、返金を受けた。

別のドライバーも、キャンベラがロックダウン中にシドニーのハーバーブリッジを通過したと連絡を受けた。

通行料金の混同は同じ文字や数の組み合わせのナンバープレートが原因とされる。1948年、国内の運輸諮問委員会(ATAC)はすべての州・地域でアルファベットと数字で組み合わせたナンバープレートを発行すると決定した。人口の多いNSW州はAAA-000 から FZZ-999が振り分けられたが、首都特別区域(ACT)は”Y” たった1つだった。

ACTのスティール交通相はドライバーを代表し、有料道路企業トランスアーバンに向けて、「NSW州の車両と同じナンバープレートのACT車両に誤って課した料金に至急対応するように」と求めた。

ACT政府の広報官は「ナンバープレートの重複は起こり得るが、ACTでは車種や色、モデルなども相互参照するため、ナンバー重複による再発行や変更の必要はない」と話した。

NSW州交通局は、州政府所有の有料道路企業E-TollのカメラがACT車両をNSW州の登録車両と誤認した事実を認識している。有料道路通過時に発行元の州・地域を含んだナンバープレートを写真で捉え、タグが登録されておらず、ナンバープレートも自動認識されなければ、マニュアルで識別される。誤って認識されたナンバープレートは監視対象リストに載り、以降有料道路を利用するたびにマニュアルで確認されるという。

ソース:abc.net.au – Canberra drivers charged for trips on Sydney toll roads taken by drivers with similar licence plate numbers

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