【NSW5日】 シドニーの大晦日を象徴する花火大会を、市内有数の特等席から無料で観覧できる抽選が開始された。NSW州の住民を対象に約8,000枚のチケットが用意されている。
花火の観覧場所はシドニー市中心部のカーヒル高速道路となる。観覧は午後9時と午前0時の2回のセッションから選択可能で、各回の収容人数は約4,000人。専用の観覧エリアには300席が用意され、家族連れや友人同士でもゆったりと楽しめる。会場ではフードトラックやピクニックテーブルなども設置され、花火観覧前から多彩なイベントを楽しむことができる。
NSW交通局のジョシュ・マレー事務局長は、「今年は昨年より1,000人多く参加できる枠を設け、より多くの市民に花火を楽しんでもらえる。シドニーハーバーブリッジや市街地の夜景、花火を一望できる最高のスポットだ」と述べた。昨年は6万人以上が抽選に応募したという。
抽選への応募は10月3日まで受け付けられ、希望セッションの指定や最大5枚までのチケット申請が可能。抽選に当選した参加者には12月上旬にメールで通知される予定だ。マレー事務局長は「市内の年越しイベントが安全かつ円滑に行われるよう、公共交通や道路閉鎖、ウォーターセーフティなどの準備を進めている。多くの人々が安心して参加できるよう、私たちも万全の体制で臨む」と強調した。
詳細と応募は、NSW交通局の公式サイト(transport.nsw.gov.au)で確認できる。
ソース:news.com.au – A ballot to score free tickets to watch Sydney’s NYE fireworks from one of the city’s best vantage points is open