一般

シドニー、物議を醸すバスキング規則を見直しへ

【NSW14日】   ミュージシャンたちは、市内での演奏時間や場所を制限する「失望すべき」変更に怒りを示していた。シドニー市は、市内の物議を醸すバスキング規則の変更を撤回し、演奏者たちに「混乱とフラストレーション」をもたらした規則を見直すことを発表した。

シドニーのバスキング規則の更新では、ミュージシャンは市内の特定の場所でしか演奏できなくなり、ジョージ・ストリート(サーキュラーキーからヘイマーケット間)など一部の6か所を除く場所では演奏が制限されるようになった。

以前は、バスカーは安全であれば市内のどこでも演奏が許可されていた。新しい規則では、演奏時間も制限され、バスカーは「先着順で1日1時間」の演奏しか認められない。この変更は市内のバスカーたちから「失望だ」と批判され、大きな反発を受けた。

しかし、インスタグラムの投稿で、シドニーのクローバー・ムーア市長は、この物議を醸すバスキング政策と規則の見直しを進めることを確認した。「ここ数週間、8月25日に行った市のバスキング政策および規則の更新に対して、バスカーや支持者からの意見をすべて伺った」とムーア市長は述べた。見直しでは、ジョージ・ストリートでのバスキング場所を増やし、「影響の少ないバスカーが適切な場所で1時間以上演奏できるようにする」ことが検討される。

また、見直しの一環として、市議会はジョージ・ストリートのライトレールを運営するTransdevと安全面について協議する予定だ。その後、変更案は再度見直され、関係者全員との明確なコミュニケーションと意見交換の機会が確保される。

ソース:news.com.au – ‘Confusing and frustrating’: Sydney to review controversial busking rules

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら