【ACT30日】幼児教育者は1日に最終的な5%の給与引き上げを受け、昨年12月以降の総額で週160ドルの賃上げとなる。
アルバニージー政権は、初の任期中にこの分野の低賃金を是正することを目指し、より多くの人材を引き付け、臨時職員の数を減らし、最終的にはケアの質を向上させることを狙った。
ジェイソン・クレア教育相は次のように述べた。「子どもたちの世話をし、教育することは、この国で最も重要な仕事の一つ。そして、幼児教育者はその仕事に見合った公正な報酬を受けるべきだ。そのため、今回15%の給与引き上げを行っており、最後の5%は明日から幼児教育者の給与に反映される。この賃上げは、より多くの人々をこの分野に引き込み、既にいる優れた教育者を維持する助けになっている」
ジェス・ウォルシュ幼児教育担当大臣は、給与の改善は「長期的で安定した労働力を作り出すことに貢献し、それがセクター全体を強化する」と述べた。また、「長い間、幼児教育者は低賃金で評価されず、見過ごされてきた。その結果、多くの人が辞めていった。しかし、1年前の最初の10%の引き上げ以降、その流れが変わってきている」と付け加えた。
公式データによれば、幼児教育者は8月までの1年間で約15,100人増加し、6%の伸びを示した。また、欠員率やスタッフ不足で運営できる特例(必要なスタッフ数より少なく運営可能な免除制度)も、それぞれ10月までの1年間で14%、9%減少した。
Goodstart Early Learningの最高経営責任者ロス・バクスター氏は、給与引き上げについて「幼児教育の労働力の安定化に大きな変化をもたらした」と述べた。「安定した専門職としての労働力は、子どもや家族に安全で質の高い幼児教育とケアを提供するための絶対条件だ」とバクスター氏は言う。「Goodstartの欠員率は現在5年ぶりの低水準で、2年間で31%減少した。また、スタッフの離職率も5年ぶりの低水準。12月1日の補助金15%への引き上げと、最近の教育者賃金に関するジェンダー評価レビューの完全な結果の実施により、幼児教育と学校教育の給与格差を縮める助けとなる」
今年、この分野は複数州での保育施設における性的虐待の衝撃的な告発に揺れている。クレア教育相は、16歳未満の子どもがいる前での性的行為や児童虐待素材の所持など70件以上の罪で保育士が起訴された後、安全基準を満たさない施設への連邦資金を削減できる緊急立法を導入した。
ソース:news.com.au – Early childhood educators to get pay bump