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ボンダイ銃撃事件を受け献血が過去最多

【NSW18日】   ボンダイで発生した大量殺傷事件を受け、オーストラリアでは前例のない数の献血が行われているが、血液バンクは依然として需要を満たすため「行動を起こしてほしい」と呼びかけている。

ボンダイ・ビーチでの悲劇を受け、血液バンクには圧倒的な反応が寄せられ、国内で新たに2つの記録が更新された。事件発生後最初の24時間だけで、約5万件の献血予約が入り、全国で血液・血漿・血小板の提供が合計7810件行われた。そのうち1300件は初めての献血者だった。国民はその後も互いを支えるため立ち上がり続けている。

ボンダイでの衝撃的な出来事以降、さらに4万1196件の予約と1万8210件の献血が行われた。「ここ数日、そして今後数週間にわたり、当センターを訪れてくださった方、また献血予約をしてくださった皆さまに心から感謝します」と、Lifebloodの広報担当者は述べた。

しかし、事件後に計2万6000件の献血と9万件の予約があったにもかかわらず、Lifebloodはこの大きな取り組みを継続するよう国民に呼びかけている。「血液や血漿の提供は継続的に必要です。重大な外傷や緊急事態では、たった1人の命を救うために最大100件の献血が必要となることもあります」と同担当者は述べた。

NewsWireが入手したデータによると、事件後72時間で最も多く献血が行われた州も明らかになっている。NSW州が7897件で最多となり、VIC州が6918件で続き、QLD州が4790件で3位だった。約2万5000人の初回献血者が予約を入れ、協力の輪に加わった。Lifebloodのスタッフは、困難に直面する人々を支援するため、これまで通り24時間体制で活動を続けている。

Lifebloodは改めて献血への協力を強く呼びかけており、予約をして来場した人は、予約なしの来場者より待ち時間が短くなるという。献血や血漿提供を希望する人は、lifeblood.com.au を訪れるか、13 14 95に電話、またはLifebloodアプリをダウンロードしてほしい。

ソース:news.com.au – Record number of blood donations pour in after Bondi shooting as Lifeblood issues ‘call to arms’

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