【NSW15日】 深刻な人員不足と安全上の懸念により、オーストラリアで最も利用者の多い空港の一つであるシドニー空港で、数十便が欠航となり混乱が生じている。
シドニー空港では、重要な人員不足の影響で多数の国内線が欠航となり、他の便も1時間以上の遅延が発生した。シドニー空港の広報担当者によると、「オーストラリア航空管制機関(Airservices Australia)の人員削減」によるものだという。
FlightRadarによると、今朝6時30分から午後9時40分までに予定されていた少なくとも25便が欠航となった。人員不足の影響により、主要航空会社はいずれも欠航を実施している。カンタス航空は、合計で少なくとも30便が欠航したことを確認。ヴァージン・オーストラリアは、現時点で8便が欠航したとしている。ジェットスターは6便が欠航となったほか、全体的に少なくとも1時間半以上の遅延が発生しており、SMSで利用客に通知している。
Airservices Australiaは、予期せぬ航空管制官の人員不足により、安全確保のため航空機の発着間隔を調整していると説明した。同機関の広報担当者は、「多数の現地スタッフが急な病欠や介護休暇を取得したため、本日シドニーでの安全な運航を確保する目的で、航空管制官が発着機の間隔を調整する必要があることを航空会社に説明した」と述べた。
航空業界団体のAirlines for Australia and New Zealand最高経営責任者のスティーブン・ベケット氏も、この人員不足の影響を受けた一人だ。同氏は、「非常にフラストレーションがたまる状況で、Airservicesが管制塔に十分な人員を配置できないため、ネットワーク全体で遅延が発生している」と語った。さらに、「オーストラリアの航空業界と利用者のためにサービス改善を目的とした航空白書がある。Airservices Australiaには、もはや常態化しているこの問題に対し、解決策を見つけるよう求めたい」と述べた。「これは休暇、イベント、結婚式、葬儀に向かう人々だけでなく、出張やビジネス利用者の予定にも大きな混乱をもたらしている」
Airservices Australiaは、急な欠勤に対応するため引き続き人材採用を進めているとし、2024年12月のレビューでは2025年の新規管制官採用目標85人を上回ったと説明している。広報担当者は、「休暇期間の運航体制強化に注力していたにもかかわらず、突発的な欠勤により、パース、ブリスベン、シドニー周辺で一時的な運航制限やサービス変更が発生した」と述べた。
主要航空会社は、15日および16日に搭乗予定の利用客に対し、最新情報を確認し、SMSやメールによる案内を随時チェックするよう呼びかけている。
ソース:news.com.au – Sydney Airport in chaos as staff shortage grounds dozens of flights