【ACT30日】 オーストラリアの最高保健監督機関は、「偶発的な過剰摂取」や入院につながる可能性があるとして、複数の睡眠補助製品に関する警告を発表した。
オーストラリアの保健当局は、「偽造品」とされる複数のメラトニン配合睡眠補助製品について、「偶発的過剰摂取や入院のリスクが高まる」とする重大な健康警告を出した。治療製品管理局(TGA)は、未登録の輸入メラトニン製品を複数検査した結果、実験室試験により偽造品であることが判明したと明らかにした。
TGAは30日の声明で、「メラトニン含有量に大きなばらつきがあることは、特に子どもにおいて、偶発的な過剰摂取や入院のリスクを含む深刻な安全上の懸念を引き起こします」と述べている。
TGAは、表示量を大幅に上回るメラトニンを含んでいた偽造品7製品を公表した。
一方で、表示量を大幅に下回るメラトニンしか含まれていなかった製品も4点明らかにされた。
オーストラリアでは、メラトニンは原則として処方薬であり、特定の条件下でのみ薬剤師による限定販売が認められている。しかしTGAは、未登録のメラトニン製品がオンラインや海外で依然として入手可能であると指摘し、消費者に対し「最大限の注意」を払うよう呼びかけている。当局によると、インターネットで購入された製品は偽造品であったり、表示と異なる、あるいは未表示の有害成分を含んでいる可能性があるという。
また、これらの製品は、オーストラリア国内でTGAが承認している製品と同等の品質・安全性・有効性の基準を満たしていない可能性がある。「安全のため、医薬品は信頼できる販売元から購入し、AUST RまたはAUST L番号を確認し、不明点があれば医療従事者や登録薬局に相談してほしい」とTGAは呼びかけている。
TGAは現在、有害な未登録製品に関する情報を監視しており、国境で発見された偽造品については、オーストラリア国境警備隊(ABF)に通知し、押収・廃棄する方針だ。当局は、未登録のメラトニン製品の使用を「直ちに中止」し、残っている製品は安全な処分のため最寄りの薬局に持ち込むよう強く求めている。
ソース:news.com.au -Health watchdog issues major warning of ‘accidental overdose’ risk in ‘counterfeit’ sleep aid products