【ACT17日】 家族の位置共有アプリとして知られる「Life360」が、ペット向けのGPSトラッカー機能を提供し始め、犬の迷子対策として注目を集めている。
このアプリは、かつて起きたフィービー・ビショップ事件でも位置追跡ツールとして話題になったが、現在は人だけでなくペットの追跡にも利用できるようになった。
Life360のペット用GPSトラッカーは、犬の首輪に取り付ける小型デバイスで、犬に負担をかけないサイズ。バッテリーは約14日持続し、USBで充電できる。防水性能は水深1mまでの耐水仕様だが、長時間の水没や泳ぐ用途には適していない。また、省電力の「リザーブモード」を使えば、追跡頻度を下げて最大6か月まで使用できる。
アプリではペットごとにプロフィールを作成でき、写真や情報、緊急連絡先などを登録可能。さらに「安全ゾーン(ジオフェンス)」を設定すると、ペットがその範囲を出た際に通知が届く仕組みになっている。位置追跡を有効にすると、スマートフォンとペットの位置履歴を確認でき、地図上で3〜5秒ごとに位置情報が更新される。
実際のテストでは、犬を車に乗せて出発して数分後、「自宅を離れた」という通知がアプリに届いたという。デバイスにはライトや音を鳴らす機能もあり、近くにいる場合は見つけやすくなる。ただし、警告音は交通量の多い場所では少し小さく感じられたという。また、最大30日分の移動履歴を確認でき、ペットがよく行く場所を把握することもできる。
さらに、Life360は「ペットファインダーネットワーク」の構築も進めており、ペットが行方不明になった場合、近くのLife360ユーザーに通知して捜索を手伝ってもらうことも可能だ。
Life360はもともと家族の位置共有アプリとして広く利用されており、子どもの位置確認のために使う親も多い。フィービー・ビショップ事件後には、母親のカイリー・ジョンソン氏が、保護者にLife360の利用を呼びかけたことでも知られている。
このアプリでは、家族のスマートフォンの位置や電源状況を確認できるほか、運転レポート機能もあり、速度超過や急ブレーキ、急加速、運転中のスマートフォン使用なども記録される。さらにスマートフォンのセンサーを利用して重大事故を検知すると、家族や緊急サービスに自動通知する機能や、危険を感じたときに位置情報付きのSOSを送信する機能も備えている。
Life360のペットGPSトラッカーはブラックとピンクの2色で、価格は89豪ドル。さらにアプリのゴールド会員プランは年間159.99豪ドル(毎月約13豪ドル)となっている。
ソース:news.com.au – Is the Life360 pet tracker a smart investment for your wandering dog?