【ACT10日】 パン袋や包装フィルムなどの「ソフトプラスチック」のリサイクルが全国的に復活し、数百のスーパー店舗で再び回収が行われるようになった。
オーストラリアでは、買い物の際に使用済みのパン袋やプラスチック包装を店舗に持ち込み、リサイクルできる仕組みが再開。現在、5つの州にある700以上のウールワース店舗で回収が行われており、家庭から出る清潔で乾いたソフトプラスチックを持ち込める。
この取り組みは、2022年にリサイクル事業「REDサイクル」が破綻し、店頭回収が停止されたことを受けて再構築されたもの。2024年2月にはVIC州の5店舗で試験的に再開され、その後段階的に拡大。今週からはSA州の一部店舗も新たに参加した。これまでに約4000万点、重さにして約31万キログラムのソフトプラスチックが回収・処理されている。
また、同社はNSW州に新施設を開設したリサイクル企業アイキューリニュー(年間1万4000トンの処理能力)や、廃プラスチックを建材に再利用するセーブボードと提携している。回収されたプラスチックは、店舗の壁材や、再生プラスチックを30%使用したウールワースの自社ブランドのパン袋などに再利用されている。
このプログラムは、オーストラリア企業のセーブボード、アイキューリニュー、プラスクリートと連携して実施されているほか、マース、ネスレ、マコーミック・フーズなどの大手企業とも協力し、「ソフト・プラスチックス・スチュワードシップ・オーストラリア(SPSA)」の設立を支援している。SPSAのバリー・コジアーCEOは、「今回の拡大は始まりに過ぎず、今後さらに多くの店舗・地域で回収とリサイクルを進めたい」と述べた。
現在、この店頭回収により、オーストラリア人口の約70%がソフトプラスチックのリサイクルにアクセスできる状況となっている。参加店舗の一覧は、ウールワースの公式サイトで確認できる。
ソース:news.com.au – Soft plastics recycling returns to more than 700 Woolworths stores across five states