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シドニーで麻しん33件に拡大

【NSW19日】   シドニーで今年に入ってから麻しん(はしか)の感染が33件確認され、近年で最も深刻な流行となる中、当局が新たな感染場所の確認を受けて注意喚起を行っている。

シドニー西部および北部の郊外で新たな感染が確認され、患者数はさらに増加。今月初めに感染者と同じ時間帯に同じ場所にいたことで、2件は市中感染とみられている。さらに1件については現在調査中で、感染経路は不明となっている。保健当局は、州内で麻しん感染のリスクが高まっていると警告している。

NSW州保健当局によると、新たな感染者は感染に気づかないまま、シドニー西部および北部の複数の場所を訪れていた。フレンチズ・フォレスト、キングスウッド、フォレストビル、チャッツウッドの医療施設、飲食店、食料品店などが、新たに感染可能性のある場所としてリストに追加された。該当する日時にこれらの場所を訪れた人は、リストを確認し、症状が出ないか注意するよう呼びかけられている。

感染症対策責任者のクリスティーン・セルビー医師は、該当場所にいた人で症状が出た場合は医療機関に連絡するよう求めた。「待合室で他の患者と接触しないよう、事前に電話で麻しんの可能性があることを伝えてください」と述べている。

主な症状としては、発熱、目の痛み、鼻水、咳があり、その後3〜4日で顔や頭部から全身へ広がる赤い発疹が現れる。また、特定の場所に行っていなくても、同様の症状が出た場合は麻しんの可能性を考え、検査を受けるよう促している。感染から発症まで最大18日かかることがあるため、該当者はこの期間中、症状の有無を注意深く確認する必要がある。

セルビー医師はさらに、ワクチン接種の重要性を強調。麻しんは空気感染する非常に感染力の高い病気だが、ワクチンで予防可能であり、早期に接種すれば曝露後でも発症を防げる可能性があるとした。「1965年以降に生まれた人は、2回のワクチン接種を完了しているか確認してほしい。特に海外渡航前には重要だ。現在、世界各地で麻しんの流行が発生している」と呼びかけている。

ソース:news.com.au – Sydney records 33 cases of measles since January 1, authorities issue health alert after new exposure site detected

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