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ホルムズ海峡「完全封鎖」報道受け燃料懸念に対応

【ACT11日】   アンソニー・アルバニージー首相は、イラン軍がホルムズ海峡を再び「完全に閉鎖した」と宣言したことを受けて高まる燃料価格への懸念について言及した。

米国、イスラエル、イランの停戦が崩壊の様相を見せる中、イランがホルムズ海峡を「完全に閉鎖した」と発表したことを受け、アルバニージー首相は、燃料価格の動向を「引き続き注視する」と述べた。

イラン国営系のメヘル通信は11日、米国がイラン国内の複数の標的を攻撃したことを受け、イラン革命防衛隊が石油タンカーを含むすべての船舶に対してホルムズ海峡の完全封鎖を命じたと報じた。今回の緊張激化は、米国、イスラエル、イランの間で4月に結ばれた停戦の継続が危ぶまれる中で起きたものであり、イスラエルがレバノンでイラン支援組織ヒズボラへの攻撃を続けていることもあり、停戦はこれまでも崩壊寸前の状態が続いていた。

この事態について問われたアルバニージー首相は、政府として「深い懸念」を抱いていると述べた。燃料税について問われると、アルバニージー首相は、政府は「影響を引き続き監視する」と繰り返した。キャサリン・キング運輸相は前日、燃料税の引き下げ措置が6月末で終了する見通しを示していた。

首相はまた、燃料危機に対する過度な懸念を和らげようとし、オーストラリアの戦略備蓄は2月28日の戦争開始前よりも現在の方が多いと説明した。さらに、野党のアンガス・テイラー議員がイースター時期に燃料供給制限が起きると主張し、東南アジアのパートナーと連携して燃料や肥料の供給確保を進めた政府の対応を批判していたことにも言及した。

首相は、輸出金融オーストラリア(EFA)がスポット市場での燃料や肥料の購入を保証できるようにした制度改革にも触れた。また、数日前には中国大使とも協議し、中国からジェット燃料を購入することや、肥料の供給が確保されることを確認したと述べた。

ペニー・ウォン外相と英国のイヴェット・クーパー内相は共同声明で、緊張緩和を改めて求めた。声明では、「イランによる地域諸国への継続的な攻撃を非難する」とし、イランに対して国連安全保障理事会決議2817の順守を求めた。

また、ホルムズ海峡は恒久的に再開されるべきであり、航行の自由は国連海洋法条約(UNCLOS)に反映された国際法の基本原則であると強調した。さらに両外相は、英国とフランス主導の「純粋に防衛的な」任務や、オーストラリアが湾岸地域支援のためにE-7Aウェッジテイル早期警戒機を派遣していることへの支持も再確認した。

オーストラリアが戦前に精製燃料の多くを依存していたアジア地域は、世界の原油の約5分の1が通過するホルムズ海峡に大きく依存している。戦争勃発以降、オーストラリアはアルゼンチンや米国などからの輸入拡大を進めている。

2月28日の米国とイスラエルによる奇襲攻撃以降、イランとレバノンではそれぞれ3000人以上が死亡している。

ソース:news.com.au – Anthony Albanese responds to fresh fuel fears as Iran ‘closes’ Strait of Hormuz

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