政治

豪、ホルムズ海峡巡り共同声明に参加

【ACT22日】   イランの行動が世界のエネルギー供給と国際安全保障を脅かす中、オーストラリアは22か国による共同声明に参加し、ホルムズ海峡での安全確保に向け「適切な対応に貢献する用意がある」と表明した。

オーストラリアは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、日本、カナダなどとともに声明に加わった。声明では、イランによる商船への攻撃やホルムズ海峡の「事実上の封鎖」を非難している。この声明は3月19日に発表され、その後、ニュージーランド、エストニア、ルーマニア、スウェーデン、ノルウェー、さらにバーレーンやアラブ首長国連邦(UAE)なども参加を表明した。

ホルムズ海峡は世界の石油輸送の約20%が通過する重要な航路であり、ドナルド・トランプ米大統領は同盟国に対し、防衛対応の強化を求めている。声明では、国際海運やエネルギー供給網への混乱が国連安全保障理事会決議における「国際の平和と安全への脅威」に当たると指摘し、石油・ガス施設を含む民間インフラへの攻撃停止を求めた。また、「海峡の安全な航行確保に向けた適切な取り組みに貢献する用意がある」とし、国際エネルギー機関による戦略石油備蓄の協調放出決定を歓迎。エネルギー市場の安定化に向け、産油国との連携による増産も進めるとしている。

一方、リチャード・マールズ国防相は、ホルムズ海峡への軍艦派遣について「要請は受けておらず、派遣は検討していない」と明言。キャサリン・キング運輸相も同様に、派遣の予定はないとしたうえで、UAEにおける防衛支援として航空機を提供していると説明した。

ドナルド・トランプ氏は、オーストラリアが中東に部隊を派遣しなかったことに「非常に驚いた」と発言し、日本や韓国など同盟国に対しても「もっと関与すべきだ」と圧力を強めている。米国とイスラエルによるイランへの攻撃以降、同氏は同盟国の対応を批判しており、緊張はさらに高まっている。

報道によると、イランは英領インド洋地域(チャゴス諸島)の米英軍施設に向けてミサイルを発射。これは開戦から3週間で最も遠距離に及ぶ攻撃とされている。

ソース:news.com.au – Australia joins UK, Japan pledging ‘appropriate efforts’ in Strait of Hormuz

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