一般

早朝のポーキー稼働を認める例外措置を撤廃 NSW

【NSW26日】   NSW州で、大規模な制度変更により650以上のパブやクラブが、毎朝6時間にわたりポーキーマシンの稼働停止を義務付けられることになった。

ギャンブル被害の専門家らは、午前4時から10時の間もポーキーマシンの稼働を認めていた抜け穴を閉じるというNSW州政府の対応を支持している。この措置により、州内659の施設で早朝時間帯のマシン稼働が停止される。一部のパブやクラブは引き続き例外措置の維持を求めている。

シドニー大学のギャンブル研究者のロバート・ヘイリーン氏は、午前4時から10時にマシンを利用する人々は、ギャンブルによる被害リスクが最も高い層だと指摘した。「研究によれば、深夜から早朝にポーキーを利用する人の多くは、ギャンブルに関連する問題や被害のリスクが高い」と同氏は述べた。

同じくシドニー大学のギャンブル治療・研究クリニックのサリー・ゲインズベリー教授は、この措置はホスピタリティ業界の従業員にとっても有益だと述べた。「多くの人がより長い停止時間を支持しており、これは従業員の睡眠サイクルの乱れによるリスクも軽減し、長期的な健康やメンタルヘルスへの悪影響を防ぐことにもつながる」と同教授は語った。

州の法律では本来、ポーキーマシンは午前4時から10時の間は使用できないと定められているが、数十年にわたり、多くのパブやクラブが観光や経済的事情などを理由に例外措置を認められてきた。通常、各施設は6時間ではなく3時間のみ停止する運用となっていた。25日、政府はリカー&ゲーミングNSW州および独立リカー&ゲーミング当局により、659件の例外措置が撤廃されたと発表した。残る13施設については審査中で、抜け穴が正式に閉じられる4月1日までに結論が出る予定だ。62施設が例外維持を求めて争ったが、そのうち49件は却下された。

グリーンズのケイト・フェアマン議員は以前、「最も収益性の高いクラブ上位10のうち3施設が、いわゆる『経済的困難による例外措置』を得て、ポーカーマシンの営業時間延長を続けている」と指摘していた。州のデイビッド・ハリスゲーミング・競馬担当大臣は、この抜け穴は時代遅れだと述べた。「数か月にわたる見直しの結果、ゲーミングマシンを設置するクラブやパブの約20%が、法定時間外で営業できるようにしていたこれらの例外措置は、20年以上前のものも含め、もはや現状に適していないことが明らかになった」と同氏は述べた。「ミンズ労働党政権はギャンブル被害の最小化を重視しており、そのため昨年12月にこれらの例外措置の見直しを指示し、時代遅れの制度を撤廃した」

ソース:news.com.au – NSW government revokes early morning pokie shutdown exemptions for hundreds of venues

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

生活

シドニーで麻しん33件に拡大

【NSW19日】   シドニーで今年に入ってから麻しん(はしか)の感染が33件確認され、近年で最も深刻な流行となる中、当局が新…