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サイクロン・マリア、QLD州北部に接近の恐れ

【QLD6日】   オーストラリアでは、数週間前にサイクロン「ナレル」が3州に被害をもたらしたばかりだが、再びサイクロン接近の可能性に警戒が高まっている。

気象当局は、数週間前に広範囲に被害をもたらしたナレルに続き、オーストラリア沖に新たに発生したサイクロンの動向を警戒している。熱帯低気圧「マリア」は現在、パプアニューギニアとソロモン諸島の間に位置しており、今シーズンでオーストラリア地域に発生または進入した11番目の命名された熱帯低気圧となる。

同システムは4日夜に命名され、気象庁の上級気象予報士バドウェン・ギルバート氏によると、現在はカテゴリー3のサイクロンに発達している。進路には不確実性が残るものの、QLD州北部へ接近する可能性があり、同地域は数週間前にナレルの被害を受けたばかりだ。上陸した場合、中心付近では時速95kmの風、最大で時速130kmの突風が発生する恐れがあるとして、住民に警戒が呼びかけられている。

今回の動きは、QLD州北部やNT準州北部(トップエンド)、WA州の一部がナレルにより大きな被害を受けてからわずか数週間後のことだ。QLD州のポート・スチュワートやNT準州のナンブルワーなどでは数百人が避難し、学校の閉鎖やフライトの欠航、緊急支援物資の配布が行われた。ナレルは記録的な大雨をもたらし、すでに水分を含んだ地盤にさらに降雨を加えたことで、デイリー川は数日間にわたり重大な洪水水位を維持した。特にキャサリンでは3週間で2度目の大規模洪水に見舞われ、オーストラリア国防軍(ADF)が緊急支援と復旧作業に投入された。

ナレルはソロモン諸島付近で発生後、約5700km移動し、西オーストラリア州へ到達。コーラルベイとケープ・キュビエの間のピルバラ沿岸をカテゴリー3の勢力で横断した。ニンガルーリーフ周辺の遠隔地域では、最大時速250kmの暴風と350mmの豪雨を伴って通過した。エクスマウスでは多くの住民が停電や断水の影響を受け、供給は地元の病院に優先的に回された。さらに、地域内のシェブロンやウッドサイドの施設などガス生産事業も、重要インフラの損傷により一時停止された。

ソース:news.com.au – Category 3 Tropical Cyclone Malia threatens already drenched Far North Queensland

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