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約70のガソリンスタンドを燃料取り締まり NSW

【NSW24日】   NSW州では、価格の虚偽表示や看板の不備などを通報するよう、ドライバーに協力が求められている。これは州全体で進められている不正ガソリンスタンド取り締まりの最終段階にあたる。

NSW州フェアトレーディング局は、3月初旬にオーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)が不正行為や価格つり上げの監視を強化して以来、2300以上のガソリンスタンドを調査してきた。これまでに210件以上の罰金が科され、その約70%は地方地域で発生している。

現在、未調査の店舗は約70か所のみで、その多くが州西部の遠隔地域に位置している。このため州政府は、価格の不一致を通報できるポータル「ボウザー・バスターズ」の利用を呼びかけ、取り締まりの完了を目指している。これまでに通報を通じて、多数の違反店舗が摘発された。

例えば、スノーウィー山地のあるガソリンスタンドでは、軽油を1リットル3豪ドルで表示しながら、アプリでは1.96豪ドルと掲載していたことが判明した。また、ウォルゲット地域では無人の24時間営業スタンドが必要な表示をしていなかったほか、アッパー・マレーでは2つのスタンドが価格表示なしで軽油を販売していた。

州のフェアトレーディング担当大臣アヌラック・チャンティボン氏は、「生活費の圧力が高まる中でも、政府は取り締まりを緩めない」と強調した。また、「不正を行えば必ず見つかる」と警告している。消費者保護部門の責任者アンドリュー・フロロ氏は、連休前に検査を継続し、地方への移動者が価格情報アプリを信頼できるようにすると述べた。

価格不一致が最も多く報告されたのは、サザン・テーブルランド、サウスコースト、セントラルウエスト、リベリナ地域だった。最近では、州西部のコバーやレイク・カーゲリゴなど遠隔地でも検査が行われており、残る未調査は約70店舗となっている。違反した場合、その場で1100豪ドルの罰金が科され、裁判では最大11万豪ドルの罰金となる可能性がある。

3月以降、州全体で現地検査が大幅に強化され、検査回数はイラン戦争前の約10倍に増加し、3300件以上に達した。その多くは再検査で、シドニーやセントラルコースト、ハンターバレーなど各地で実施されている。また、違反通知の約40%は通報ポータル経由で発行されており、その中でも価格不一致が最も多く、全体の約80%を占めている。それ以外は、情報表示基準違反やFuelCheck未登録によるものだった。これまでに発行された罰金総額は約23万豪ドルに上っている。

news.com.au – NSW government targets final 70 service stations in fuel crackdown

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