国際

香港の治安強化で旅行者に注意喚起

【ACT30日】   人気観光地である香港に向かうオーストラリア人旅行者に対し、新たな安全上の警告が出された。新しい治安関連法に従わない場合、「終身刑」に直面する可能性があるという。

オーストラリア連邦政府は29日、香港に関する渡航情報を更新し、渡航者に対して「高度な注意」を払うよう呼びかけた。香港では、空港での乗り継ぎのみの場合でも、当局が個人の電子機器やパスワードの開示を求めることが可能となっている。

先月からは、警察からパスワードの提示を求められた際に拒否すること自体が違法となり、違反した場合は最大10万香港ドル(約1万8000豪ドル)の罰金が科される。さらに30日からは、電子タバコやハーブたばこなどの「代替喫煙製品」の輸入や所持が、空港内であっても公共の場では禁止される。

これらの法律は、2019年の民主化デモを受けて、2020年に中国政府によって導入された。

オーストラリア政府の渡航情報サイトのスマートトラベラーは、香港の国家安全法について「広く解釈される可能性があり、香港外での活動やSNS投稿にも適用される場合がある」と警告している。同サイトは「香港の国家安全法の最高刑は終身刑である」と明記し、「オーストラリアを含む外国人も逮捕・有罪判決・収監された事例がある」としている。

さらに、現地当局は最大16日間、起訴なしで拘束できるほか、最大48時間弁護士へのアクセスを認めない可能性もあると警告している。この警告は、香港を訪れるオーストラリア人旅行者数が過去最高水準に増加している中で出された。

ソース:news.com.au – Australian travellers issued new warning for Hong Kong amid security crackdown

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