一般

AIで未成年SNS利用を取り締まりへ

【ACT6日】   ソーシャルメディア大手のMetaは、オーストラリアの16歳未満向けSNS利用禁止に対応するため、新たなAI検出ツールを導入する方針を明らかにした。

このAIは、投稿内容やプロフィール情報を解析し、誕生日の話題や学年に関する記述など「文脈的な手がかり」から未成年ユーザーを特定する仕組みだ。さらに、写真や動画も分析し、身長や顔の大きさといった視覚的情報から年齢を推定するという。同社によると、AIは投稿、コメント、プロフィール文、キャプションなどアカウント全体を対象に分析を行い、未成年の可能性が高いと判断された場合はアカウントを停止し、利用を続けるには年齢確認が必要になる。

Metaの安全対策責任者であるアンティゴネ・デイビス氏は、「これらの対策は若者を守るための大きな前進だ」とし、インスタグラムやフェイスブックなど同社の全プラットフォームで未成年アカウントの検出・削除にAI技術を活用してきたと説明した。この新機能はまずアメリカでテストされ、その後数か月以内に世界へ拡大される予定で、オーストラリアでは16歳未満にも適用される見込みだ。

オーストラリアでは、昨年12月10日に16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行された。これは、ネットいじめによって子どもを失った家族の声を受けた運動が背景にある。この規制により、スナップチャットやインスタグラム、レディット、フェイスブックといった主要SNSの利用が禁止されている。

一方で、人権法センターなどの批判派は、この措置が子どもの情報アクセスやメディアリテラシーの習得を妨げる可能性や、実効性に疑問があると指摘している。これに対し支持派は、ネットいじめの防止や有害なアルゴリズムから子どもを守る効果があると主張している。

ソース:news.com.au – New ‘advanced detection’ AI tools set to crack down on Aussie teen social media accounts

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら