一般

通行料金上限引き下げと手数料撤廃でドライバー支援へ NSW

【NSW23日】   NSW州のドライバーに向けた生活費支援策として、通行料金の上限引き下げや管理手数料の撤廃が発表される見込みだ。

「世界で最も通行料金が高い都市」とも呼ばれるシドニーのドライバーは、今後の州予算において、通行料金の上限引き下げと12か月間の管理手数料無料化という形で生活費負担の軽減措置を受けることになる。

新たな措置では、管理手数料が廃止され、通行料金の上限は7月6日から1年間、従来の60豪ドルから50豪ドルへと引き下げられる。これにより、ドライバー全体で6,000万豪ドル以上の節約効果が見込まれている。これらの取り組みは、家計への経済的負担を軽減するためのNSW州政府の生活費対策の一環として導入された。

現在、毎週通行料金の還付を受けているドライバーは、年間で520豪ドルの還付を受けることになり、さらに6,000万豪ドル分の管理手数料の支払いも不要となる。州政府の試算によると、今年は約94万8,000件の通行料金アカウントが60豪ドルの上限に達しており、上限引き下げによりさらに約20万件のアカウントが新たに支援対象となる見込みだ。

クリス・ミンズ州首相は、西シドニーを含む地域の住民にとって有料道路は日常生活に不可欠だと強調した。「彼らは娯楽のために使っているのではなく、仕事に行き、子どもを迎えに行き、日々の生活を維持するために利用している」と述べた。また、「すべての生活費の問題を解決することはできないが、支援は可能だ。通行料金の上限引き下げと不公平な手数料の撤廃により、より多くのお金が人々の手元に残る」と語った。さらに、「中には通行料金そのものより高い手数料もあった。それは合理的ではなく、今回完全に撤廃する」と説明した。

ジョン・グラハム運輸相は、今回の支援により、シドニー・クリケット・グラウンド(SCG)満員の観客4回分に相当する人数が恩恵を受けると述べた。「これはNSW自由党政権下で生まれた“望まれない称号”への対応でもある」とし、「長年にわたり民間の有料道路事業者の利益が優先されてきたが、今回の措置はドライバーを第一に考えるものだ」と強調した。また、「管理手数料は廃止され、今後のドライバーとのやり取りはより使いやすく、デジタル中心のものになる」と述べた。

ソース:news.com.au – NSW drivers offered cost of living relief with lower toll caps and admin fees

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら