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ハンタウイルス対応で42日隔離のクルーズ乗客解放

【WA23日】   致死性のハンタウイルスに曝露したクルーズ船に乗っていた乗客のうち、42日間の隔離を受けていた5人のオーストラリア人が解放され、初めて心境を語った。

ハンタウイルスの集団感染が発生したクルーズ船に乗船していた6人の乗客は、WA州パース近郊で隔離されていたが、42日間の隔離を終え、解放された。

5人のオーストラリア人と1人のニュージーランド人は、5月にカナリア諸島でクルーズ船MSホンディウスから退避させられた後、パース近郊の空軍基地であるオーストラリア空軍ピアース基地で隔離されていた。このクルーズ船ではハンタウイルスの感染が確認され、これまでに3人が死亡、11人が感染している。

6人はその後、バルズブルックの隔離施設に移送され、42日間の隔離措置を受けた。マーク・バトラー保健相は、これは「世界でも最も厳格な対応」だと述べていた。6人はいずれも、隔離期間中の検査で継続して陰性結果が確認されている。

23日、乗客らは隔離施設から解放され、ミニバンで施設を出発する様子が確認された。その後パース空港へ移動し、それぞれ帰路についた。パース空港で報道陣の取材に応じた乗客のピーター・マーシャル氏は、「スタッフに非常によく対応してもらった」と述べた。「連邦政府と、私たちの世話をしてくれたスタッフに心から感謝している」と語った。

別の乗客は、隔離施設について「実際かなり良かった」と評価。また、「致死性ウイルスの検査は常に行われていたが、外に出て散歩したり新鮮な空気を吸うこともできた。食事も良く、種類も豊富で、ピザなども楽しめた」と語った。

保健・障害・高齢化省の広報担当者は、6人全員が健康状態を維持しており、最終検査でも陰性だったと明らかにした。また、「オーストラリア健康保護委員会の専門的助言に基づき、施設を出た後は追加の隔離や追跡措置は不要と判断された」と説明。「ハンタウイルスに感染しておらず、他者への感染リスクもない」とした。

オーストラリアの主席医務官であるマイケル・キッド氏は、23日午前2時ごろに最終的な安全確認を出した。政府は、帰宅する乗客に対し空港までの移動支援やフライト手配などを行っている。パース北部バルズブルックにある隔離施設は、新型コロナウイルスのパンデミック終盤に建設され、ダーウィンの国家重要医療対応チームの専門スタッフが配置されている。

5月15日、バトラー保健相は「世界で最も厳しい隔離措置を講じる」と述べ、「最低でも3週間の隔離期間を設け、ウイルスが地域社会に広がるリスクをゼロにする」と強調していた。

ソース:news.com.au – ‘Grateful’: Hantavirus cruise ship passengers speak out after release from Perth quarantine

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