【QLD1日】 ブリスベンの大規模公立病院で、陣痛中の女性たちが廊下で待たされていたとする衝撃的な状況が明らかになった。
新たに祖母となった女性は、10代の娘が長時間の待機により精神的なトラウマを受けたと訴えている。ブロンウィン・マッケイ氏はニュースワイヤーに対し、29日にマター・マザーズ病院のトリアージ(緊急度判定エリア)周辺で、自身の娘を含む複数の出産間近の女性が待機させられていたと語った。
同氏によると、自然に破水した17歳の娘は、3分間隔の陣痛が続く中、病院の妊娠評価センターでソファに座ったまま2時間以上待たされたという。「その時点で精神的にも感情的にも限界で、泣くことさえ恥ずかしく感じながら、陣痛のたびに椅子の端に身を寄せて耐えていた」とマッケイ氏は語った。娘は「もう無理。ここから連れて行ってくれないなら、自分で出ていく」と訴えたという。
マッケイ氏は「リスクを承知で」別の病院へ移動する決断をし、約30キロ離れたスプリングフィールドのマター・プライベート病院へ向かった。到着後はすぐに診察され、ベッドに案内された。移動中にはサウスブリスベンの看護師から連絡があり、現在、母子は新生児集中治療室で順調に回復している。
マター側の広報担当者は、すべての母親と赤ちゃんの安全が最優先だと強調した。「待機が発生することが家族にとってどれほど不安か理解している」とし、「来院したすべての女性は臨床的に評価され、緊急度に応じて優先的に対応される」と説明した。需要が高い場合、医学的に安全と判断された患者は分娩室に移るまで待機する場合があるが、「患者の安全が損なわれることはない」としている。
保健当局および担当大臣にもコメントが求められている。マッケイ氏は、痛みに苦しむ妊婦が公共スペースにあふれている現状は、公的医療のあるべき姿ではないと批判した。「本来なら分娩室でケアされるべきなのに、行き場がないため廊下の待合で他の妊婦とともに痛みに耐えている」と述べた。
また、現場スタッフについては「疲弊しきっており、自分たちが作ったわけではない制度のために謝り続けている」とし、限られた資源の中で最善を尽くしていると擁護した。「問題は医療制度そのもの。人生で最も重要な瞬間の一つに、女性たちが廊下で出産を待たされるほど逼迫している」と指摘した。
QLD州では毎年、出生の約20%がマターの病院で行われている。ブリスベンのスプリングフィールド、ロックハンプトン、マッカイ、タウンズビルの施設は私立だが、サウスブリスベンには公立病院も併設されている。政府データによると、サウスブリスベンのマター・マザーズ病院の病床数(および代替設備)は過去1年で1%減の199床となり、今年1〜3月の入院患者数は4718人と、前年から20.7%減少している。
「病院の過密を示す統計の裏には、実在する人々がいる。初めての出産に怯える若い母親、無力さを感じるパートナー、苦しむ娘を見守る祖母がいる」とマッケイ氏は語った。「赤ちゃんが本来は穏やかに迎えられるはずの瞬間を、混乱の中で迎えることになる。私たちは世界でも裕福な国に住んでいる。出産前にベッドがあるかどうかを心配しなければならない女性がいてはならない」と訴えた。
ソース:news.com.au – Queensland grandmother claims women left in labour in public hospital hallways