【NSW25日】 シドニーを拠点に低価格帯の住宅やタウンハウス、アパートを開発してきた大手不動産開発会社バスラ・グループが、経営管理手続き(ボランタリー・アドミニストレーション)に入った。グループの主要法人ユニバーサル・プロパティ・グループなどに対し、独立系アドミニストレーターが選任された。今後、事業の再建が可能か、清算すべきかが検討される。
バスラ・グループは、シドニー西部のスコフィールズ、マースデン・パーク、タラウォンなどを中心に事業を展開しており、ウェブサイトによると約2万2,000戸のアパートと3,500戸の住宅を開発計画に抱えている。親会社のユニバーサル・プロパティ・グループは昨年6月末時点で32億豪ドルの負債を抱えていたとされ、その大半はプライベート・クレジット・ファンドからの借入であった。
同社は、販売低迷や税制変更の影響、建設費の上昇などが経営悪化の要因だとしている。今回の経営管理入りを受け、購入済みの住宅やアパートの完成を待つ顧客からは、工事の遅延や今後の引き渡しへの不安が相次いでいる。アドミニストレーターは、従業員の雇用や建設・決済の継続を含め、事業の安定化を優先するとしている。
ソース:abc.net.au-Major NSW property developer Bathla Group falls into administration