【NSW9日】 オーストラリアの著名作家で、元首相ボブ・ホーク氏の妻だったブランシュ・ダルプジェ氏が9日、82歳で死去した。インフルエンザの合併症が死因である。シドニー東部で育った同氏は、20代を英国、フランス、東南アジアなどで過ごした後、30歳で豪州に戻り、小説家・伝記作家として活動した。
代表作の一つは、後に夫となるホーク氏の伝記である。2人は1970年にジャカルタで初めて出会い、1976年にホーク氏が自らの伝記執筆を依頼したことをきっかけに親交を深めた。1980年代後半には2人の関係が公になり、ホーク氏が前妻ヘイゼル氏と離婚した後、1990年代半ばに結婚した。
ダルプジェ氏の死去を受け、アンソニー・アルバニージー首相は、豪州が「唯一無二の存在」を失ったとして追悼。小説、ノンフィクションの双方で人間性を鋭く描き、特にホーク氏の伝記は包括的かつ決定版ともいえる作品だったと功績をたたえた。遺族は、同氏について「活力と寛容さ、好奇心に満ち、自らの信念に従って生きた」とコメントしている。
ソース:news.com.au – Writer Blanche d’Alpuget, widow of Bob Hawke, dies aged 82