政治

アルバニージー政権、ホームレス支援住宅に3億ドル

【ACT14日】   ホームレス問題の支援団体は、アルバニージー政権が3億豪ドルを追加投入することを歓迎している。一方、州・準州の首相らは、女性に対する暴力の深刻化を受け、さらなる対応を求められている。

労働党政権は3億豪8ドルを投じ、ホームレス状態にある、またはそのリスクを抱えるオーストラリア人のために、新たに500戸の住宅を整備する。州・準州の首相らが、女性や少女に対する暴力をめぐって改めて厳しい対応を迫られる中での発表となった。補助金は「オーストラリア住宅未来基金」を通じて提供され、州政府、コミュニティ住宅事業者、先住民団体など、さまざまな住宅提供者が新たな住宅の整備を担う。政府によると、今回の資金提供によって約1万9000人の社会的弱者も支援される。

アンソニー・アルバニージー首相は、「すべてのオーストラリア人には、安心して暮らせる安全な住まいが必要だ」とし、現場で活動する支援者を政府が後押しすると述べた。「暴力から逃げている人や路上で寝ている人が、長い間、自分自身だけで問題に立ち向かわなければならなかった。もうそうではない」と同首相は話した。

今回の発表は、オーストラリア人女性に対する暴力に改めて注目が集まる中で行われた。相次ぐ女性殺害事件に加え、ソーシャルメディアのアルゴリズムが果たす役割なども議論となっている。タニヤ・プリバセック社会サービス相は現在、「女性と少女に対する暴力を終わらせるための国家計画」の次の段階を策定している。

同相は、女性が暴力から逃れようとした際、「なぜ彼女は家を出なかったのか」と問われることがあまりにも多いと指摘した。「そうではなく、『彼女はどこへ行けばいいのか』と問うべきだった」と同相は述べた。「女性や子どもが暴力から逃れるためには、安全な住まいが極めて重要であることが分かっている。今回の新たな投資によって、何千人もの女性や子どもが暴力から逃れ、安全を確保し、安心して暮らしながら生活を立て直せる住まいを得る機会が生まれる」

全国住宅支援団体ナショナル・シェルターのジャクソン・ヒルズ最高経営責任者(CEO)は、今回の発表を歓迎した。「業界団体やコミュニティ住宅事業者、ホームレス支援の最前線で活動するサービス団体は長年にわたり、緊急時や移行期に利用できる宿泊施設への追加投資が必要だと訴えてきた」と同氏は述べた。

ジョシュ・バーンズ社会住宅担当特使は、政府はすでに、支援を必要とする女性、子ども、若者のために約1000戸の住宅を建設していると述べた。「ホームレス支援サービスは、人々が最も支援を必要としている時に手を差し伸べるため、懸命に活動している。今回の投資によって、そうしたサービスがさらに多くの支援を行えるようになる」と同氏は述べた。

政府の緊急・移行型住宅制度を通じて、家庭内暴力から逃れている5万人以上の女性や子ども、そしてホームレス状態にある、またはそのリスクを抱える若者が支援を受けることになる。

労働党政権は、複数年にわたる総額470億豪ドルの住宅計画を通じて、5万5000戸の社会住宅および手頃な価格の住宅を整備することを目指している。この計画は2029年半ばに終了する予定だ。しかし、この計画は遅れに悩まされており、州政府も目標を達成できない可能性が高いことを認めている。

ソース:news.com.au – Albanese government announces $300m for crisis homes amid pressure over DV crisis

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