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ホームレス男性、山火事で大ヤケド

メルボルン 24日 -22日(日)に発生したビクトリア州グラムピアンス国立公園での山火事で、50歳代のホームレス男性が顔、後頭部、そして背中に20%の火傷を負った。

同男性は、国立公園内でテント生活をしている最中に山火事に巻き込まれ、炎から逃れる為にダムに飛び込み、ダムの中にいるところを消防隊員に発見され救助された。現場で緊急処置を受けたあと同男性はアララット病院に輸送され、その後メルボルンのアルフレッド病院にヘリコプターで運ばれた。現在、状態は安定している。

このようなホームレスの人々は、山火事などの自然災害に巻き込まれる危険性が通常の人々よりも高い。これは、ホームレスの人々がラジオなどを所持していることが少なく、災害情報を手に入れる確立が低いため。

ビクトリア州の統計では、2001年に州内に23000人以上のホームレスがいたとされている。

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