国際

ハワード首相、不正小麦輸出について昨年9月に話し合い

[キャンベラ-21日]ジョン・ハワード首相は、国連の国際援助ブログラム(oil-for-food プログラム)を通じたイラクへの小麦輸出に絡んだリベート問題について、調査を進めていた人物と昨年9月に話し合いを持っていたことを認めた。

アメリカ人ポール・ボルカー氏は国連に小麦輸出元であるAWBを調査するよう促した。オーストラリア国内では、元判事のテレンス・コール氏がAWBがサダム・フセイン政権へ不正に3億ドル支払っていた疑いについて調べをすすめている。
オーストラリア政府はボーカー氏が昨年10月に公式な報告書を出すまでAWBとの関わりを一貫して否定、連邦政府は何も知らないと主張していた。しかし、ハワード首相は21日、昨年9月にボルカー氏と大まかな話し合いを持っていたことを明らかにした。

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