シドニー - オーストラリア経済知識認識度調査の最新の報告書によると、国内の9年生と10年生(日本の中学2年と3年に相当)の学生の半数が、消費者としての経験が豊富なのにもかかわらず基本的な経済的知識が欠如している。
調査対象となった43000人の学生中、50%が銀行の明細書の見方などの基本的な経済的知識をもっていなかった。更に、25%から30%が買い物の際に最もお買い得な商品はどれかを値段、数量を比較して計算することが出来ず、20%の学生は自動現金引き落とし機(ATM)から現金を引き出す方法を知らなかった。
コモンウェルス銀行CEOのラルフ・ノリス氏は、「近い将来社会に出て行く大勢の学生達が、活発な消費活動をとっているにも関らず十分な経済的知識を持っていない事実を我々は懸念すべきだ。」と指摘した。
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