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救急車が存在しない住所に向かい、心臓発作の老婦人死亡

[メルボルン-26日]ビクトリア州で、救急車が存在しないアドレスに間違って向かったため、老婦人が死亡する事故が起こった。

ビクトリア州南西部ウォンタギに住むマファルダ・ヴィレラさん75歳は自宅で心臓発作をおこし救急車を呼んだが、救急車が自宅に向かうまで1時間45分も要したため、死亡した。
彼女の住んでいる地区は15年前に通りの名が変えられており、彼女は発作が起こった時点で000に電話したものの住所を伝えることができず、救急サービスが取り出したデータが運悪く昔のもので、今は存在しない元の住所を現住所だと取り違えてしまった。
救急隊員は彼女のマファルダさんの息子に連絡をとり、自宅に駆けつけたが既に遅かった。
今回の事故に関し、救急隊雇用組合は、もしコンピュター救助急派システムが整っていれば、今回のような取り違い事故は起こらなかっただろうと述べた。

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