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タスマニア刑務所、囚人らの包囲攻撃で一時騒然

タスマニア州更生サービス所長、ピーター・ハルト氏は17日、リズドン刑務所で16日午前10時ごろに発生した28名の囚人による包囲攻撃が解決したことを発表した。

28名の囚人らは、女性看守を取り押さえた上、同看守のカギを奪った後、収容施設を占拠した。同刑務所のその他の施設も閉鎖され、日夜交渉が続けられた。昨年5月にも、同刑務所で看守が人質となった占拠事件が発生しており、前回の事件発生からわずか一年以内に同様の事件が発生したことになる。

タスマニア州囚人の支持団体は、囚人らによる包囲攻撃は、刑務所内の運動場の使用を制限されたことが原因で発生したという見方を示している。刑務所行動改革(Prison Action Reform)のスポークスマン、グレッグ・バーンズ氏は、昨年の包囲攻撃以来、囚人らは運動場の使用を制限されていたと、ABCラジオに対し語っている。

同刑務所には、約10年前に観光スポットのポートアーサーで35名を殺害したマーティン・バヤント囚人も収容されていることから、一時騒然とした状態となった。

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