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虐待を受けるアボリジニ人の子供、家族から引き離すべき

キャンベラ 17日 - 原住民関連問題を担当するマル・ブロウ相は、ノーザンテリトリーのアボリジニ人社会で、性的また、暴力的虐待を受けている子供達を助ける為に、虐待の危機に面している子供達を、家族から引き離すことを計画している。 

連邦政府によるこのような行為は、“盗まれた世代”として知られている過去の恐ろしい思い出を甦らせる危険をもつが、今回の提案は、前アボリジニ人及びトレスストレイト諸島住民委員会代表で、現在、ダーウィンのアボリジニ人熱帯衛生機関代表のミック・グーダ氏も支援している。

グーダ氏は、「子供と女性の安全が保障できないアボリジニ・コミュニティーは閉鎖されるべき。今回の提案は、“盗まれた世代”の再来ではなく、子供達の保護を目的としている。」と語った。

ブロウ相は、「アボリジニ人社会の現状を見てみると、子供達は明らかな危機に面している。否定できない危険な現状だ。10歳以下の子供で性病に感染している子供達が、1人や2人ではなく、大勢存在している。政治的に、また文化的に、政府が手を出さないほうがいい問題だと言ってしまうことは、これらの子供達の人生を台無しにしてしまうことだ。」と述べた。

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