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ロンドン、アメリカ行きのフライト向けに新たなセキュリティ・チェック導入

[キャンベラ11日]イギリスで発生したテロ未遂事件により、空港で新たなセキュリティ・チェックが実施される。

今回の事件では、空港でのチェックをかいくぐろうと、固形でなく液体の爆発物を使用予定だったということで、ジョン・ハワード豪首相はテロ警戒の見直しを宣言した。
アメリカ、ロンドンに向けてのフライトでは、ラップトップコンピュータ、携帯をはじめ、歯磨き粉、リップグロス、日焼け止め、免税のアルコールなど液状&ジェル状製品の機内持ち込みが禁止となり、靴を脱いでのX腺検査も義務づけられる。新たなセキュリーチェックの開始につき、カンタス航空は、アメリカとロンドン行き旅客機の利用予定者は3時間前に空港に到着すること、常に最新の情報をウェブサイトwww.quantas.comでチェックすることをすすめている。また、John Borghetti(ジョン・ボーゲッティ)ジェネラル・マネージャーは、渡航をとりやめたい乗客には全額払い戻しをする予定であることを明らかにした。
一方、労働党のキム・ビーズリー党首は、シドニーと地方の空港の警戒態勢には大きなギャップがあることを指摘し、地方でも同様の安全対策が行われる事を要請した。

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