メルボルン 16日- 性転換手術を受けて女性となった元男性が、出生証明書上でも性別を女性に変更し、婚姻経歴を白紙に戻したいと要求していたが、願いは叶わなかった。
法廷でABと呼ばれる同女性(元男性)は、ビクトリア州出生死亡婚姻登記所を、性別が理由で差別を受けたとしたとして、賠償金1000ドルを要求し、起訴していた。
16日、メルボルンの連邦裁判所は、同女性の要求は、国連の国際協定に反するとして、同女性の訴えを却下した。
同女性は、1967年に女性と結婚したが、2002年4月に性転換手術を受けて女性となった、結婚相手の女性とは6年前に別れている。
【ACT25日】 オーストラリア統計局(ABS)は25日、2025年8月の全国求人件数が32万7,200件となり、同年5月から2.7%減少し…