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性転換手術をした女性、出生証明書の性別転換叶わず

 メルボルン 16日- 性転換手術を受けて女性となった元男性が、出生証明書上でも性別を女性に変更し、婚姻経歴を白紙に戻したいと要求していたが、願いは叶わなかった。

法廷でABと呼ばれる同女性(元男性)は、ビクトリア州出生死亡婚姻登記所を、性別が理由で差別を受けたとしたとして、賠償金1000ドルを要求し、起訴していた。
16日、メルボルンの連邦裁判所は、同女性の要求は、国連の国際協定に反するとして、同女性の訴えを却下した。

同女性は、1967年に女性と結婚したが、2002年4月に性転換手術を受けて女性となった、結婚相手の女性とは6年前に別れている。

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