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テルストラ株売却はオーストラリアの未来をつぶす!?

[キャンベラ-25日]野党労働党のキム・ビーズリー党首は、連邦政府が保有するテルストラ株を80億ドル分売却し、残りもフューチャー・ファンドで処理するとしたハワード首相の発表について、全ての面において不利な決断であるとコメントした。

連邦政府は同社の株の三分の一にあたる51.8%を保有しており、それを今年の10月から11月にかけて売却するとハワード首相は発表。ビーズリー党首は、この決断はオーストラリアの未来をも売り払うことを意味し、7年前に同社の株を7.40ドルで購入したT2の株主に対する裏切り行為だと非難。25日、同社の株価は3.50ドルで取引を終えた。さらにビーズリー党首は、この発表が金曜日の午後5時15分というタイミングで、急遽ホバートにて手配されて行われたことについても言及。
「国民には聞く権利がある。首相がなぜこのような救いのない決断を、卑怯なやり方で発表したのかと」

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