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最も性差別的な企業、政治家、セレブ発表

年間で最も性差別的だった発言や表現を選ぶ第14回アーニー・アワーズが25日夜、NSW州議事堂で発表。約400名の女性が出席した。

金賞はP&Oクルーズの広告で、ビキニ姿の女性のビジュアル・イメージに「Seamen Wanted(船員募集)」というキャプションがつけられたもの。この広告は2002年に同社の船パシフィック・スカイ号でデート・レイプ・ドラッグを過剰投与され死亡したDianne Brimble(ダイアン・ブリンブル)さんの事件後に継続して使用されていた。P&Oクルーズは企業部門銀賞も併せて受賞。

政治部門の銀賞には労働党のBill Heffernan(ビル・へファナン)上院議員。へファナン議員は野党の連邦保健省担当スポークスウーマンJulia Gillard(ジュリア・ギラード)さんが未婚で子供のないことを示すコメントをした。

セレブリティーの発言を対象にしたフレッド賞にはパラマウント・ピクチャーズから契約を打ち切られた俳優のトム・クルーズさんが選ばれた。婚約者のケィティ・ホームズさんが妊娠中、「ケィティを人目につかぬよう隠したから、もう誰にも邪魔されない」と発言した。

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