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イスラム教徒の反発に、謝罪するつもりはないと首相

[シドニー1日]ジョン・ハワード首相が31日、国内の一部のムスリム系コミュニティを指して、オーストラリアの価値観を受け入れるべきだと発言した件につき、数人のイスラム教指導者達が不快感と憤りを表明。が、ハワード首相はマスコミの取材に対し、謝罪する必要性を感じていないと答え、前日の発言は排他的なものではいと改めて強調した。

「私が昨日言ったのは、全ての移住者は、どのような文化的バックグランドを持っていようと、オーストラリアに溶け込むべきであるということ。それはすなわち、英語をできるだけ早く習得し、オースラリアの価値観を受け入れること。オーストラリアでは女性は男性と同様に扱われ、全く平等であることを理解してほしい。これに対して違う考え方を持っている移住者は、一刻も早くその価値観を捨てる去るべきだ」と首相。
さらに「私は自分の発言を改めるつもりはないし、そしてこれは特定のグループを排除しようとするものでもない」とイスラム教指導者達の反発をはねつけた。

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