シドニー30日-肌を露出した女性を猫に食べられる肉に例えた発言が問題となっていたイスラム教法学者のシーク・タジ・アルディン・アルヒラリ氏が30日、胸痛を訴えCanterbury Hospital(カンタベリー病院)に搬送された。アルヒラリ氏は、同病院で報道陣に対し、問題となっている例えは西洋社会において不適切なものだったことを認める内容の声明文を書面で提出。一方、ラマダンの最中のLakemba mosque(レイクムバモスク)でのプライベートレッスン中の発言は、一般社会に向けられたメッセージではなく、特にオーストラリア社会の女性に向けられたものでは到底ないと語った。
アルヒラリ氏は声明文の中で、自分の発言は悪意を持ったグループによって引用され誤った解釈がなされたとした。「オーストラリアを含め全世界の女性たちに言いたい。美しく輝くあなた方を、誰が侮辱することができようか。あなた方は大切な真珠。今回の私の発言でご迷惑をかけて申し訳ない」と自分の発言が及ぼした影響について謝罪のコメントを残した。
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