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フィジー、豪に向けリゾート地の安全宣言

シドニー3日-Fiji Islands Visitors Bureau(フィジー諸島政府観局)の最高責任者Bill Govoka(ビル・ゴボカ)氏は、オーストラリア人観光客に対し、国内のリゾートエリアの状況は完全に通常通りであると強調した。

豪外務通産省(DFAT)が、フィジー政府と軍の対立が深まりクーデターの恐れがあるとして観光客に同国の不安定な治安情勢を警告していることを、ゴボカ氏は過剰反応だと見なしている。今のところ旅行のキャンセルなどは報告されておらず、DEATの警告は、観光客の流れにはあまり影響を与えていない模様。

観光業はフィジーの主要産業であり外貨獲得源。オーストラリアは最大の顧客であり、本年度は20万人以上が訪れると予想されており、来年2007年度は20万9千人に増えると見込まれている。ピークは来月からはじまる夏休み時期。

ゴボカ氏は、政府と軍の対立関係について、フィジーのメインリゾート、ヴィテイレヴ島西海岸ナンディーから200km以上離れているスヴァで解決される見通しだと述べた。 DFATはスヴァへの旅行を再考すると共に、街頭デモ、公共集会などを避けることを呼びかけている。

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