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イアン・ソープ、輝かしい水泳選手キャリアから引退

シドニー21日-オーストラリアで最高のオリンピック選手として知られるイアン・ソープ氏が, 輝かしい水泳選手としてのキャリアから引退する。

ソープ氏の引退発表は21日に行われたが、引退の決断は19日(日)に、友人とシドニー南部の海沿いの自宅でくつろいでいる最中に行われた。ソープ氏が来年3月に行われる世界選手権に参加しないことは、概に公表されていたが、2008年の北京オリンピックへの参加と引退説に関してははっきりとされていなかった。

これまでの水泳選手としてのキャリアの中で、ソープ氏は5回のオリンピック金メダル、11回の世界選手権優勝、13回の世界記録更新、10回のコモンウェルス競技大会金メダル、9回のパンパシフィック大会優勝、そして18回の全国選手権大会優勝を記録し、世界に歴史上最高の水泳選手の1人として知られてきた。

ソープ氏は、引退発表の中で、「引退することを、とても嬉しく思っています。今までの水泳選手時代の出来事が目前にちらつくことも事実ですが、同時に、これから自分がやれる様々なことに対してとても興奮した気持ちを持ってます。泳ぐことが自分のリストの一番上ではなくなってしまった。スポーツ選手として引退する最善の時期ではないかもしれないが、自分にとってはこれが引き際です」と語った。

 

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