政治

新野党党首にケビン・ラッド氏 ビーズリー氏惨敗 政治界から引退か

キャンベラ4日-キム・ビーズリー前連邦野党党首は、党首選出のための無記名投票の結果、39対49でKevin Rudd(ケビン・ラッド)氏に惨敗したことを受け、政治家としての25年の議員生活に終止符を打つ可能性を示唆した。

ビーズリー氏は、「党首として最後まで仕事をやり遂げたかったが、その願いは叶わなかった」と語り、党首選に敗れた今、自分の任務は終了したとした。ビーズリー氏は党連邦上下両院議員総会(コーカス)に対しラッド氏を支持することを奨励し、次期選挙で労働党が勝利する可能性は十分あると語った。

また、ビーズリー氏は、投票結果が発表された約20分後に、弟David(デイビッド)さんが突然死したとの報告を受け、4日午後、家族が滞在するパースへ発った。サポートしてくれた家族に感謝を述べた際、ビーズリー氏は涙目で「家族が全て」と語り、必死に冷静さを装う姿が見られた。

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