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穀物貯蔵用サイロで大規模爆発の可能性 地域住民が避難

クータマンドラ13日-NSW州南部のCootamundra(クータマンドラ)にある穀物貯蔵用サイロの中で爆発性の高いガスが蓄積し、町は依然として危険な状態が続いており、住人の3分の1が避難をしている。

住人約1500人の避難が13日早朝、NSW州消防団によって実施された。また、同消防団は同日夜、緊急会議で穀物貯蔵用サイロが爆発する危険性を再度警告。

Mark Brown(マーク・ブラウン)警察副署長は、「大規模な爆発の恐れがあるため、状況が完全に改善されるまで住人が自宅に戻ることを許可できない」と話した。消防隊員は、一酸化炭素やホスゲンなどの危険な混合ガスを処理するため、サイロの中に窒素を投入するなどの試みを行っている。爆発が発生した場合でも、毒ガスが放出される可能性はないとされる。

地域住民たちは長引く避難生活に苛立ちを隠せない様子で、自宅周辺の町にすでに向かっている人も多い。ガス爆発を阻止するための努力が夜通し続けられる予定。

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