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海外留学生の英語レベルの低下 大学の教育水準に疑問

シドニー29日-オーストラリアで学位を取得した海外留学生の英語力のレベルが低いことから、大学の教育水準が疑問視されている。

Fairfax(フェアファックス)紙は、海外留学生の3分の1以上が十分な英語力がないにも関わらず学位を取得しており、英語力のレベルが低い留学生に関しては入学を認可するべきではないと報じた。

人口統計学者のBob Birrell(ボブ・ビレル)氏は自身の研究結果の中で、豪政府は海外留学生から授業料を獲得することに専念しているため、大学の教育水準が劇的に低下することを大学教授らが懸念していると認めている。実際、昨年永住権の申請権利を与えられた卒業生の34%が申請に必要な英語能力の基準に達しなかった。

移民局が発行する高等教育ビザ取得のために必要な英語能力レベルはInternational English Language Testing System(ILETS)でスコア6.0と定められている。その他のビザで要求されるスコアは5.0。そのため、他のビザを取得して渡豪した後に大学へ進学を試みる学生が多い。

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