キャンベラ8日-最新の調査結果によると、学費を稼ぐために長時間働く大学生の数が増加しており、学生らにのしかかる経済的負担が問題化しているという。
国内の公立大学27校を対象に行われた今回の調査では、フルタイム大学生の40%が、仕事が勉強に悪影響を与えていると回答しており、2000年の調査結果の16%より大きく増加している。
西オーストラリア大学のAlan Robson(アラン・ロブソン)副総長によると、ほぼ4分の1のフルタイムで学ぶ大学生が、仕事のために定期的に授業に不参加となったり、課題などを提出しそこなっていると回答しているという。
オーストラリア副大学総長委員会は、今回の調査結果を参考に改善が必要とされる問題点を連邦政府と話し合う予定。野党は、連邦政府が学生に対する経済援助政策を縮小させてきたと非難している。
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