キャンベラ14日-先週インドネシアのYogyakarta(ヨギャカルタ)空港で発生した航空機事故で犠牲となった、オーストラリア人5名の棺が14日朝、キャンベラのFairbairn(フェアバーン)空軍基地に帰還した。

国旗が掛けられたそれぞれの棺は豪連邦警察官によって、空軍のヘラキュレス航空機から霧の立ち込めるキャンベラへ運び下ろされた。100人以上の遺族、友人、当局関係者が見守る中、遺族らは静かに祈りを捧げて棺の上に花束を添えた。5名の帰還式は、連邦警察バグパイプ隊のパイプの音が鳴り響く厳粛な雰囲気の中終了し、5つの棺は公式な遺体の本国帰還手続きを行う為にキャンベラの法医学センターへと運ばれていった。

犠牲者には豪連邦警察員Brice Steele(ブライス・スティール)さんと Mark Scott(マーク・スコット)さん、外交官のLiz O’Neill(リズ・オニール)さん、AusAID(オスエイド)のAllison Sudradjat(アリソン・スドラジャット)さん、そしてオーストラリアン・フィイナンシャルレビュー紙のジャーナリストMorgan Mellish(モーガン・メリッシュ)さんが含まれ、2名の連邦警察員の棺にはさらに豪連邦警察の旗と彼らの警察帽が飾られていた。