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ビーティーQLD州首相、”技能の無い者はクイーンズランド州へ移住するな”

ブリスベン16日-クイーンズランド州のPeter Beattie(ピーター・ビーティー)首相は16日、NSW州やビクトリア州から太陽の降りそそぐ州として知られるクイーンズランド州の南東部へ移住を考えている人達に、クイーンズランド州は有技能者のみを歓迎しているというサブリミナルなメッセージを送りたいと発言した。

クイーンズランド州の人口増加は一週間当たり1500人から1200人へと減少したが、現在でも全国平均を上回っている。現在最も急速に人口増加が進んでいる州は西オーストラリア州。

ビーティーQLD州首相は、「クイーンズランド州はオーストラリアの一部であるために他州からの移住を拒否出来ないが、技能を持ち合わせている人々に、それぞれ適した地域へ移住し、技能の無い人々はクイーンズランド州へ移住してくるなと人々に意識的に訴えたい」と、有技能者以外はクイーンズランド州で歓迎されないというメッセージを送った。

また、自由党のBruce Flegg(ブルース・フレッグ)党首も、南方の他州からクイーンズランド州へ移住する人々に対し、同州南東部で深刻化する水不足問題の影響で、移住する人々が夢見る生活が脅かされる可能性を警告している。

4月10日からは、クイーンズランド州南東部で第5段階節水規制が施行される予定で、ブリスベンは第5段階節水規制を受ける国内で最初の主要都市となる。

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