国際

連邦政府、ジンバブウェへのクリケットツアーに難色

キャンベラ11日ーオーストラリア連邦政府は、9月のアフリカ、ジンバブウェへのクリケットツアーを罰金なしに中止する方法を探している。

ジョン・ハワード首相は、「本来ならツアー中止は避けたいところだが、平均寿命が落ち込み、インフレが急上昇しているRobert Mugabe(ロバート・ムガベ)ジンバブウェ大統領の悪政に何らかの対抗措置を取らなければならない」と述べた。

International Cricket Council(ICC:国際クリケット協議会)は、同ツアーがキャンセルされた場合、Cricket Australia(クリケット・オーストラリア)に対して、200万アメリカドル(242万オーストラリアドル)の罰金の支払いを命じることができ、その場合、Gimbabwe Cricket Union(ジンバブウェ・クリケット連合)が全額受け取ることになるという。しかし、豪政府が法的な理由でツアーを取り止める場合、罰金の対象にはならな い。

クリケット・オーストラリアは、ジンバウェへのツアーは義務であり、選手の安全が保証できない場合にのみ取り止めるができるとの見方を示した。しかし、ハワード首相は11日、ツアーを許可することはムガベ政権を援助していることになるとICCを批判。アレクサンダー・ダウナー外相も「ジンバブウェへのどのツアーもムガベ氏勝利のプロパガンダだと見なされる」と述べた。

一方、Stephen Chiketa(ステファン・チケタ)在豪ジンバブウェ大使は、「政治はスポーツに関与すべきではないし、ジンバブウェの子供達を傷つけるだけだ」と政府にツアー実現を要請している。

ジンバブウェはムガペ大統領の28年にわたる独裁政治により、平均寿命は世界最下位、インフレは2200%、慢性的に電力、食糧、燃料が不足している状態が続いている。

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