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ジョーンちゃんを発見した牧師に面会禁止令

シドニー17日ーシドニーのHaberfield Baptist Church(ハーバーフィールド・バプティスト教会)の階段で女の赤ちゃんを発見した牧師は、女児の収容されている病院への訪問を禁じられていることが分かった。

Matthew Beckenham(マシュー・ベカナム)牧師は先週日曜日、段ボールに入れて捨てられていた、わずか生後数時間の女児を同教会の入り口で発見した。牧師 と妻のTrish (トリシュ)さんは女児を養子に迎えたいと希望しているが、News Ltd (ニュース社)の報道によれば、NSW Department of Community Services(DoCS:NSW州コミュニティーサービス省)は夫妻が女児に近づきすぎていると見ているとのこと。

女児はJoan(ジョーン)ちゃんと名付けられ、DoCSは現在、里親を探しているが、ベカナム夫妻をその対象に入れることを拒んでいる。

ベ カナム夫妻には既に8~13歳までの子供が3人おり、DoCSヘルプライン事務局長のHelen Freeland(ヘレン・フリーランド)氏は、夫妻に対してジョーンちゃんとの面会を禁止したことを認めた。「まずジョーンの里親を探し、病院から 里親の元へ円滑に彼女を移すことを一番の念頭に置いています」と説明し、ベカナム夫妻には今後も女児に関する報告を続けていく予定だが、まだ事態は初期段階であると述べた。

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