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スピルバーグの新超大作戦争映画、クイーンズランド州北部で撮影

ブリスベン21日―スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスによる新しい超大作戦争映画“The Pacific(太平洋)”の撮影が、来月から、クリーンズランド州北部Port Douglas(ポート・ダグラス)の西、Mossman(モスマン)で開始される。

1億4千万ドルをかけた第2次世界大戦ミニシリーズとなる同作品は、3人の米軍海兵隊員の大戦中の生き様を語ったもので、シリーズの一部はメルボルンとビクトリア州の田舎で撮影される予定。クイーンズランド州での撮影は、短くとも今年12月まで続くと見られ、来年初旬にも撮影が行われる可能性がある。

撮影の中心となるのは、モスマンから2キロ離れた砂糖キビ農場とポートダグラスから北へ20分の海岸沿いにあるRocky Point(ロッキーポイント)。同映画のキャストは、まだ正式に発表されていないが、トム・ハンクスが撮影地域を訪れることが予測されている。
撮影期間、住民数2500人のモスマンに、最も忙しい時期で約400人の撮影スタッフが滞在すると予測され、地元経済への大きな貢献が期待されている。

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